ザッパラス株が反落、占い人気で四半期最高益も通期据え置きで慎重

携帯電話向けのコンテンツ配信を手 掛けるザッパラスの株価が反落。占いコンテンツを中心に会員数を伸ば し、2008年5月-09年1月期(第3四半期・9カ月累計)の連結営業利 益は過去最高を更新した。ただ、09年4月通期の業績予想を据え置いた ため、先行きに慎重な見方も出ているようだ。

株価は前日比2.8%安23万300円で午前の取引終了。取引開始直後 は上昇する場面もあったが、すぐに下落に転換。一時は同6.1%安の22 万2600円まで下落した。

カブドットコム証券の山田勉マーケットアナリストは「足元の業績 は良く勝ち組だ」と評価しつつ、「携帯コンテンツはサイクルが早く、 入れ替わりが激しい。新しいものを見つけていく必要がある」とも語り、 顧客のニーズを獲得できるコンテンツの投入継続が不可欠とみる。

ザッパラスが2日の取引時間終了後に発表した9カ月累計決算は、 本業のもうけを示す連結営業利益が前年同期比41%増の21億円。同社 IR担当の和田久実子氏は「利用者の7割は女性で、うち20-30歳代が 8割を占める」と話す。主力のデジタルコンテンツ事業では、「占い」、 「デコレーションメール(デコメ)」が拡大。もうひとつの柱であるコ マース関連事業も順調だった。新規のショッピングサイトの投入や、商 品の拡充が奏功した。

一方、09年4月期の連結営業利益予想は前期比41%増の26億円。 この予想に対する第3四半期までの進ちょく率は8割に達するが、今回 は修正しなかった。ブルームバーグ・ニュースが9カ月決算から上期(08 年5-10月期)を差し引いて算出した直近3カ月の連結営業利益は7億 2000万円だが、09年2-4月期は「社員に賞与を出すため、利益が出に くい」(和田氏)といい、5億3700万円にとどまる見通しとしている。

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