DNA株が反発、巣ごもり追い風に閲覧数改善の兆し-モルガン証強気

携帯サイト運営のディー・エヌ・エ ーの午前終値が前日比2.8%高の28万7800円と反発。コミュニティの 強化策や消費の「巣ごもり現象」などを背景に、主力の「モバゲータウ ン」の月間閲覧数(ページビュー)が改善傾向にある。モルガン・スタ ンレー証券では低迷トレンドに底打ちの兆しがあると評価し、投資判断 を引き上げた。

「モバゲータウン」の月間閲覧数は昨年11月が153億7100万だ ったが、12月158億4500万、ことし1月は166億5300万と、足元で は増加傾向にある。書き込みをしやすい機能を付けるなど様々な「コミ ュニティ強化の効果が積み上がって来ている」(IRグループの片岡和 人氏)といい、1月の同会員数は前月比2.4%増の1264万人になった。

景気悪化によって消費者が家に閉じこもる巣ごもり現象が広がって いるが、「時間のあるユーザーが多くなると使われる頻度が上がるほか、 電子商取引の利用頻度も上がるプラス効果がある」(同氏)という。2 月分のデータは4日午後3時以降に発表される予定。

モルガン・スタンレー証券の根間尚志アナリストは2日付で、同社 の投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」へ引き上 げた。リポートでは、モバゲータウン会員数の月間純増数や閲覧数の前 年比伸び率の推移から、「若年層のアクティビティ低下が一巡して低迷 トレンドが底打ちしている兆候あり」と分析。不況下の巣ごもり現象が ポジティブに働く可能性もあるとみている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE