【個別銘柄】コア30、銀行、国際帝、ポイント、ゼビオ、Rモンスタ

3日の日本株市場における材料銘柄 の午前終値は以下の通り。

TOPIXコア30指数(TPXC30<Index>)銘柄:米国金融システ ム不安の深刻化で投資家の株式資産を圧縮する動きが広がり、コア30 指数は一時420.76と、2月24日に付けた最安値(418.14)に迫った。 午前終値は、キヤノン(7751)が3.3%安の2335円、トヨタ自動車 (7203)が0.3%安の3060円、NTT(9432)が4.5%安の4070円。

銀行株:TOPIX銀行指数は一時3%安の132.33まで下落。米 AIG問題に揺れる中、世界的資産家のウォーレン・バフェット氏は2 日、「放漫な貸し出しがこれまで見たことのないような金融システムの 急落を招いた。この状況から脱却するにはまだ時間がかかる」と指摘し た。日本経済の長期低迷懸念も強く、みずほフィナンシャルグループ (8411)は一時4.4%安と2月23日の最安値に並んだ。みずほFの午 前終値は1.7%安の178円、三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)は1.7%安の416円。

国際石油開発帝石(1605):4.5%安の59万7000円、一時58万 2000円と昨年12月24日以来の低水準に沈んだ。世界の主要エネルギ ー消費国で景気後退が深刻化するとの懸念から、2日のニューヨーク原 油先物は前週末比10%安の40.15ドルと大幅続落。悪影響が警戒され、 石油資源開発(1662)同5.5%安の3240円、三菱商事(8058)が

2.8%安の1142円、三井物産(8031)が6.2%安の830円となった。

新日本石油(5001):4.9%安の432円。原油安に加え、新日鉱ホ ールディングス(5016)との持ち株会社設立を2010年4月に当初計画 が半年先延ばしすることが嫌気されている。ブルームバーグ・ニュース は3日、石油連盟の資料などを基に、ことし6月下旬には国内の製油所 処理能力が約25%低下すると報道。大規模な定期修理などで原油輸入 の減少傾向がさらに加速する。新日鉱Hは4.8%安の318円と続落。

三晃金属工業(1972):3.2%高の295円。一時305円と1月20 日以来、1カ月半ぶりの水準に戻した。経済産業省が太陽光発電のさら なる普及を目指し、余剰電力を通常の2倍の価格で電力会社が買い取る 制度を導入する方針を示したことをきっかけに、ソーラー屋根を手掛け る同社株が人気化している。同方針が示された二階俊博経済産業相の 24日の会見以降の三晃金株の上昇率は53%。

百貨店株:2日に発表された2月の売上高(速報ベース)は各社 10%超のマイナス。個人消費の冷え込みで高額品が低迷、春物衣料の 動きも鈍かった。大丸、松坂屋ともに前年同月比15%超の減少を示し たJ.フロントリテイリング(3086)は4.4%安の284円。三越伊勢 丹ホールディングス(3099)は3.1%安の631円、エイチ・ツー・オ ーリテイリング(8242)は4.7%安の508円と軒並み安い。

ポイント(2685):9.3%高の4220円で、東証1部上昇率3位。 一時10%高の4260円まであった。効率経営の推進を背景に在庫回転 が速まっており、足元では冬物衣料から春物商品への切り替えが順調に 進んだ。前期(09年2月期)連結営業利益は前の期比20%増の155億 円となったもよう。従来予想は148億円で、4.7%の上振れ。

ゼビオ(8281):7.1%高の1548円。発行済み株式総数の2.09% に相当する100万株を上限に自社株買いを実施する。上限金額は16億 円。3月3日から31日にかけて市場で買い取る予定で、3月末の自社 株は既存保有分を含め計308万4000株になる見通し。発行済み株式総 数に対する比率は6.44%。

メビックス(3780):4000円(11%)高の4万1750円でストッ プ高(制限値幅いっぱいの上げ)買い気配。医療情報大手ソネット・エ ムスリー(2413)が同社を完全子会社とすることを目指し、1株7万 円で株式公開買い付け(TOB)を行う。メビックス側も同TOBに賛 同しているため、今後のシナジーなどが期待された。

リスクモンスター(3768):7.8%高の6万7900円。一時はスト ップ高の6万8000円まで買い進まれ、07年12月4日以来、約1年3 カ月ぶりの水準に戻した。同社はインターネットを通じ、倒産予測など の与信管理情報を提供している。

積水ハウス(1928):2.1%安の622円。一時604円と1985年以 来、約24年ぶりの低水準に沈んだ。2日に発表した今期(2010年1 月期)の業績予想は、景気悪化で都市再開発事業が減少、分譲マンショ ンも低迷し、大幅な減益が続く見通し。回復には時間がかかるとして買 いが手控えられた。会社側の10年1月期の連結営業利益予想390億円 は、アナリスト7人の事前予想の平均(532億円)を27%下回る。

マルハニチロホールディングス(1334):4.3%安の111円。投資 有価証券の評価損を計上する関係で、09年3月期の連結純損益は60億 円の赤字と、従来予想の5億円の赤字から損失額が拡大する見通しにな った。前期は6000万円の黒字。

ダイエー(8263):6.1%安の277円と9日続落。10年2月期以 降に不採算店の閉鎖などを計画、同費用を前倒し計上するとして、09 年2月期の連結純損益予想を270億円の赤字に減額修正した。前回予 想は10億円の黒字、前の期の実績は402億円の黒字だった。

巴工業(6309):3.5%安の824円と3日続落。合成樹脂関連など 主力の化学工業製品販売が振るわず、今期(2009年10月期)業績予 想を下方修正した。配当計画の減額も発表し、収益環境の厳しさを意識 した売りに押された。

GMB(7214):2.8%安の452円。世界的な景気後退に伴う急激 な需要の落ち込みを受け、同社の今期(09年3月期)業績も減収減益 となる見込み。財務基盤安定化のため内部留保に努めるとして、年間配 当予想を従来の35円から30円に5円引き下げた。

ラディアホールディングス(4723):0.9%安の443円。2日に事 業再建計画を公表、4月15日に待機社員4000人、間接社員500人の 合計4500人の人員削減を実施するとした。朝方には5.4%安まで売ら れたが、午後10時50分以降には買いも入り、下げ幅を縮小した。

ヤフー(4689):5.1%安の2万6120円。モルガン・スタンレー 証券は同社株の投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエー ト」に引き下げた。新しい目標株価は2万1000円。

ディー・エヌ・エー(2432):2.8%高の28万7800円。モルガ ン・スタンレー証券は、「モバゲータウン」の月間閲覧数(ページビュ ー)の低迷トレンドに底打ちの兆しがあると指摘、投資判断を「イコー ルウエート」から「オーバーウエート」へ引き上げた。

カワチ薬品(2664):2.5%高の1689円。2月度(1月16日- 2月15日)の既存店売上高は前年同月比0.8%減だった。

創通(3711):2%高の21万9300円。発行済み株式総数の

1.18%に相当する500株を上限に自社株買いを実施する。取得期間は 3月3日から5月22日までで、上限金額は1億2500万円。

パシフィックホールディングス(8902):500円(13%)安の 3280円でストップ安売り気配。東京証券取引所は2日、同銘柄を4月 1日付で市場1部から2部に指定替えすると発表した。08年11月決算 において、有価証券上場規程に定める債務超過の状態となったため。

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