トヨタ:金融子会社が公的融資の活用を検討、国際協力銀と相談(3)

トヨタ自動車の金融子会社、トヨ タファイナンシャルサービス(TFS)は公的融資の活用を検討してい る。昨秋以降の金融危機に伴い、北米での自動車ローン向け資金を確保 するのが難しくなっていることから、新たな調達手段とするのが狙い。

TFSによると、これまでは社債やコマーシャルペーパー(C P)を中心に調達していたが、調達環境が厳しくなってきたことから、 「国際協力銀行と相談している」(経営企画グループの河合利昌氏)と いう。ただ具体的な融資額や時期は「まだ何も決まっていない」(同) としている。

フォルティス・アセットマネジメントの山本平社長は「米国では 自動車の需要はあるがお金が回っていない。こういう時期であるから、 トヨタも利用できるものは利用すべきだ」とコメントした。

国際協力銀は金融危機への対応策として日系企業向けの新たな融 資制度を導入しており、TFSは同制度の活用を検討している。TFS による国際協力銀への2000億円程度の融資要請はNHKが3日朝のニ ュースで先に報じた。

財務省は同日、企業の国内外事業の資金繰り逼迫(ひっぱく)に 備えて、09年度末までの時限措置として1兆ドル超を外貨準備から国 際協力銀に融資すると正式発表。今月内は50億ドルを見込んでいる。

トヨタの株価午前の終値は前日比10円(0.3%)安の3060円。

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