在庫の回転力武器にポイント株急反発、春物衣料も好調で前期利益増額

カジュアル服の専門店を全国展開す るポイントの株価が買い気配で始まり、取引成立後は一時前日比7.5% 高の4150円まで急反発。効率経営の推進を背景に在庫回転が速まって おり、足元では冬物衣料から春物商品への切り替えが順調に進んでいる。 前期(2009年2月期)の営業利益予想を従来計画から増額修正したこ とを受け、良好な収益を評価した買いが優勢だ。

ポイントは2日、09年2月期の連結業績予想の修正を発表した。 売上高は前の期比17%増の867億円と従来予想を5億円上回り、営業 利益も同20%増の155億円と予想を7億円上回ったもよう。第4四半 期に、流行のチェック柄シャツやギャザースカート、長袖Tシャツなど 春物衣料の販売の立ち上がりが順調だったほか、新規出店数が計画超過 となったことも収益を押し上げた。

業績修正と同時に発表した2月の既存店売上高は前年同月比1.2% 増と、うるう年だった前年より営業日数が1日少なかったにもかかわ らず増収を達成した。UBS証券の山手剛人アナリストは、「在庫管理 の向上によって秋冬商品の値下げ処分が少なく、春物への切り替えがス ムーズに進んだことで、販売好調につながった」(2日付の投資家向け リポート)との見方を示している。

UBS証では、2010年2月期についても投資回収率の高い新規出 店(UBS前提:国内75、海外6)を軸に収益成長を見込んでおり、連 結営業利益は前期比11%増の172億円を予想。会社側が近々公表する もようの新中期計画(10年2月期-12年2月期)では、「ブランド複合 型店舗や旗艦店などによる成長戦略も示される見通し」(山手氏)とい う。同証は、投資判断「買い」、目標株価6000円を継続している。

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