豪州:09-10年の鉄鉱石輸出、13%増か-中国の需要回復見込む

オーストラリア農業資源経済局(AB ARE)は3日、同国の鉄鉱石輸出が、2009-10年度(09年7月-10 年6月)に13%増加するとの見通しを示した。鉱山会社が中国の需要回 復を見込んでいるためだ。豪州は世界最大の鉄鉱石輸出国。

ABAREは、09-10年度の鉄鉱石輸出が3億3750万トンと、前 年度の2億9800万トンから増加すると予想している。10-11年度には さらに11%拡大するとみている。

豪BHPビリトンや英豪系リオ・ティント、豪フォーテスキュー・ メタルズ・グループは、中国の鉄鋼メーカーの需要回復により生産の伸 びが持続すると見込んでいる。ブルームバーグ・ニュースがアナリスト 8人を対象に実施した調査の中央値によると、世界的なリセッション(景 気後退)の影響で自動車や建設業界の需要が減退しているため、4月か ら適用される鉄鉱石の契約価格は30%引き下げられ、7年ぶりの下落に なると予想されている。

ABAREは3日付リポートで「世界の鉄鋼生産は現在のリセッシ ョンから比較的速いペースで回復するとみられる。中国の鉄鋼生産は10 年以降、増加が見込まれる」としている。

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