IMF:緊急融資の条件緩和を検討-短期融資の規模拡大など

国際通貨基金(IMF)は、加盟国 が敬遠している緊急融資プログラムの条件緩和に向け、短期融資制度 の規模を拡大したり、一段と要件を柔軟にする可能性がある。

協議に参加している当局者らが匿名を条件に明らかにしたところ によれば、IMF理事会は融資限度額を参加国の拠出額の5倍超に拡 大することを検討している。また、融資期間についても現行の3カ月 間から延長する可能性があるという。緊急融資プログラムは4カ月に わたり申請がゼロにとどまっていた。

IMFのストロスカーン専務理事は、数年にわたり経済支援資金 を必要とする債務国への影響力を高めようとしているが、米連邦準備 制度が昨年10月にブラジルやメキシコ、韓国など、幾つかの新興市場 国と交わした通貨スワップ協定のおかげで存在感が低下している傾向 にある。

元IMFのチーフエコノミストでピーターソン研究所(ワシント ン)の研究員であるマイケル・ムッサ氏は、「新しい融資制度が機能す るならばIMFのブランド力を高めるのに役立つだろう」と指摘する。 新制度は4月2日にロンドンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会 合(金融サミット)で討議される見通しだ。

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