カナダ・ドル:一時3カ月ぶり安値、GDPが91年以来最大の落ち込み

2日の外国為替市場では、カナ ダ・ドルが一時3カ月ぶりの安値に下落した。2008年10-12月(第 4四半期)のカナダの国内総生産(GDP)が前期比年率3.4%減と、 1991年以来最大の落ち込みとなったことや、景気指標の悪化はまだ続 くとのフレアティ加財務相の発言を受け、カナダ・ドル売りが優勢とな った。

RBCキャピタル・マーケッツのチーフ・テクニカルアナリスト、 ジョージ・デービス氏は「これまでの世界的な景気減速がカナダ国内で 少し勢いを増し始めているとの懸念が市場で強まっている」と指摘し、 「市場は今、カナダの景気見通しを再検討しており、より悲観的な見方 にシフトしている」と述べた。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時35分(日本時間3日午前6 時35分)現在、前週末比1.1%安の1米ドル=1.2908カナダ・ドル (1カナダ・ドル=0.7747米ドル)。一時は1.2917カナダ・ドルと、 昨年12月5日以来の安値を付ける場面もあった。2月27日は1.2763 カナダ・ドルだった。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率2.75%、2010年12 月償還)の利回りは11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低 下の1.05%。価格は19セント上昇し102.94カナダ・ドル。

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