シカゴ大豆:11週ぶり安値、需要後退観測で-トウモロコシ3日続落

シカゴ商品取引所(CBOT)では 2日、大豆相場が11週間ぶりの安値まで下げ、トウモロコシ相場も3 営業日続落した。世界経済の低迷で需要が後退するとの観測が高まった。

世界の主要市場の株価をカバーするMSCI世界指数は同日、ほ ぼ6年ぶりの低水準まで下げ、資産家のウォーレン・バフェット氏は、 米経済は今年、「ひどい状況」になると予想。米保険大手アメリカン・ インターナショナル・グループ(AIG)が発表した2008年10-12 月(第4四半期)決算は、617億ドルの赤字となった。食料や飼料、 穀物を原料とする燃料向け消費が減退したことから、トウモロコシと大 豆相場は年初来で14%下げている。

フォルティス・クリアリング・アメリカス(シカゴ)の市場アナ リスト、チャーリー・セーナティンガー氏は電子メールで「株式相場が さらに下落するなど、他の市場の動向が要因になっている」と指摘。 「他の市場が底入れしない限り、穀物相場が底入れすることはないだろ う」との見方を示した。

大豆先物相場5月限終値は、前週末比28セント(3.2%)安の1 ブッシェル当たり8.44ドル。一時は8.3825ドルと、中心限月として は昨年12月12日以来の安値まで下げた。トウモロコシ先物相場5月 限は8.75セント(2.4%)安の同3.5025ドル。2日までの3営業日 の下落率は5.9%となった。

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