米FDICのベアー総裁:大手金融機関の国有化は「大きな難問」

米連邦預金保険公社(FDIC)のベ アー総裁は2日、米政府が大手金融機関の経営に介入せざるを得なくな れば「驚き」だと述べ、政府は一部銀行の国有化を余儀なくされるとの 観測を否定した。

ベアー総裁は、ワシントンで開かれた金融機関関連の会合で「米政 府が大手機関を長期にわたって経営することはないと思う」と述べた。

総裁は事前に準備した講演原稿で、米当局は資本注入や監督を通じ て「金融システムにとって重要な金融機関の存続確保」に取り組んでい ると説明。「FDICが金融システムにとって重要な機関の管理者や管財 人として介入せざるを得なくなれば驚きだ」と述べた。

FDICなど監督当局は先週、財務省の包括的な金融安定化措置の 一環として、総資産1000億ドル超の米銀持ち株会社を対象にストレステ スト(健全性審査)を実施する方針を発表した。

ベアー総裁は、複数の子会社を持つ大規模な金融持ち株会社の規模 を縮小する手続きが確立していないため、主要大手行の国有化は「大き な難問」になるとの考えを示した。

-- Editor: Gregory Mott

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Alison Vekshin in Washington at +1-202-654-4307 or avekshin@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Alec D.B. McCabe at +1-212-617-4175 or amccabe@bloomberg.net

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