リッチモンド連銀総裁:信用プログラムはいずれ財務省へ移管が必要

リッチモンド連銀のラッカー総裁 は2日、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策に注力し、政治的 介入を防ぐためにも、FRBが進めている緊急信用プログラムは財務省 へ移管する必要があるだろうとの見解を述べた。

ラッカー総裁はバージニア州で開かれた会合で講演し、FRBは 財務省と協定を結び、「緊急融資は一定期間が経過した後、財務省の管 轄に移行することを明文化したほうが良いだろう」との見解を表明。 「財務省は融資限度額について明確な権限を認められる可能性がある」 と続けた。

FRBは過去1年間、信用プラグラムを通じた米金融機関への融 資やコマーシャルペーパー(CP)買い取りなどで約1兆ドルの資産を 購入、銀行準備金が増大した。

ラッカー総裁は、「景気が回復し始めたときにインフレが再び高 進するのを防ぐためにも、現実的に考えてFRBはいつかの時点で金融 刺激策から撤退する必要がある。金融政策と信用プラグラムがこの先も 今のように密接に連携していると、信用プログラムの予期せぬ廃止に追 い込まれたり、インフレ対策で妥協を迫られる恐れがある」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE