欧州の金融債保有リスクが上昇、金融機関の増資懸念で-CDS取引

2日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、欧州の金融機関の社債保証コストが上昇。 リセッション(景気後退)の深まりで、銀行や保険会社が追加増資を 余儀なくされるとの懸念が広がったことがきっかけ。

JPモルガン・チェースによれば、欧州の銀行・保険25銘柄で 構成するマークイットiTraxx金融指数はロンドン時間午前11 時19分(日本時間午後8時19分)現在、前週末比7ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)上昇し160bpとなった。英銀HSBC のCDSスプレッドは3bp上げ150.5bpと、過去最高の153bp に近づいた(CMAデータビジョン調べ)。HSBCはこの日、125 億ポンド(約1兆7130億円)の増資計画を明らかにした。

主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイットiT raxxクロスオーバー指数は36bp上昇の1116bp(JPモルガ ン調べ)。投資適格の欧州企業125社で構成するマークイットiTr axx欧州指数は189.5と、前週末を9.5bp上回っている。

CDSスプレッド1bpは5年間の債務1000万ユーロに対する 年間保証料1000ユーロを意味する。

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