グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は3営業日続落。25年余りで最悪の米国のマイナ ス成長や商品下落を背景に、輸出株と資源株が安くなった。

米ウォルマート・ストアーズに商品を納める商社のリー・アンド・ ファン(494 HK)は7.1%安。中国のアルミニウム生産大手、中国 アルミ(チャルコ、2600 HK)と中国海洋石油(Cnooc、883 HK)はそれぞれ4.1%と6.6%下げた。香港の恒生銀行(ハンセン 銀行、11 HK)は3.2%下落。

AMPキャピタル・インベスターズの投資ストラテジスト、ネー ダー・ナエイミ氏は「米国の経済指標は事態が加速的に悪化している ことを裏付けた」とし、「全体的に弱いなかで銀行株に対しては下押 し圧力があり、資源株は急落している」と話した。

ハンセン指数は前週末比494.11ポイント(3.9%)安の

12317.46。下げは昨年12月12日以来で最大だった。ハンセン中 国企業株(H株)指数は前週末比4.6%安の6582.23。

リー・アンド・ファンは16香港ドル。チャルコは3.55香港ドル。 Cnoocは6.35香港ドル。減益を発表した恒生銀は84.25香港 ドル。

【中国株式市況】

中国株式相場は上昇し、上海総合指数が3営業日ぶりの反発と なった。セメント株や機械株が高い。温家宝首相が、政府の公共投資 を受けて中国経済が回復の兆しを見せているとの認識を示したことが 手掛かり。

セメント生産大手の安徽海螺水泥(アンホイ・コンチ・セメント、 600585 CH)と唐山冀東水泥(000401 CH)は7%を超える上げ。 建設重機大手の長沙中聯重工科技発展(000157 CH)は4.1%高。 国内不動産最大手、万科企業(000002 CH)は3.6%上昇。申銀万 国証券が不動産業界の投資判断を引き上げたことに反応した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動 している上海総合指数は前週末比10.59ポイント(0.5%)高の

2093.45で終了。上海証取と深セン証券取引所の人民元建てA株に 連動しているCSI300指数は同24.18ポイント(1.1%)上昇の

2164.67。

フォルティス海通インベストメント・マネジメントのティアン・ レンカン最高経営責任者(CEO)は、ブルームバーグテレビジョン とのインタビューで、「景気刺激策が奏功し、状況は改善しつつあ る」としながらも、短期的には「市場は依然として非常に不安定だ」 との見方を示した。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落し、指標のセンセックス30種指数は約3 カ月ぶりの安値で引けた。米経済が昨年10-12月(第4四半期)に 25年余りで最悪のマイナス成長となったことを受け、米国での売り 上げ懸念からタタ・コンサルタンシー・サービシズなどのソフトウエ ア銘柄が下落した。

インド最大のソフトウエア輸出企業、タタ・コンサルタンシー (TCS IN)は4.8%下落。金属・原油相場の下落を背景に、石油生産 最大手の石油天然ガス公社(ONGC、ONGC IN)を中心に資源株 が下げた。

ICICI銀行(ICICIBC IN)は7.1%下落。世界的な景気悪 化を背景とした需要後退でインドの1月輸出が過去10年で最大の落 ち込みとなったことを嫌気し、銀行株が売られた。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前週末比

284.53ポイント(3.2%)安の8607.08と、昨年11月20日以来 の安値で終了した。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前週末比94.4ポイント(2.8%)安の

3250.1。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比44.22ポイント(4.2%)安の

1018.81。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比131.32ポイント(2.9%)安の

4425.83。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前週末比61.47ポイント(3.9%)安の1533.40。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前週末比14.11ポイント (1.6%)安の876.56。

【タイ株式市況】

SET指数は前週末比15.00ポイント(3.5%)安の

416.52。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前週末比29.37ポイント(2.3%)安の

1256.11。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前週末比15.79ポイント(0.8%)安の

1856.43。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE