中国人民元:1カ月で最大の下げ-景気後退でドル資産の需要高まる

中国の外国為替取引で、人民元は ドルに対し1カ月で最大の下げ。世界的なリセッション(景気後退) の深刻化で、相対的に安全なドル資産を求める動きが広がった。

2日のアジア株式市場でMSCIアジア太平洋指数が下落する なか、円を除くアジアの主要10通貨はすべてドルに対して値下がり した。香港に拠点を置く証券会社CLSAアジア・パシフィック・マ ーケッツが発表した2月の中国製造業購買担当者指数(PMI、季節 調整済み)は、活動の拡大と縮小の分かれ目を示す50を7カ月連続 で下回った。

深セン発展銀行の為替トレーダー、李濤氏は「元安は投資家の 安全資産への需要増加を反映しているだけだ」と指摘。「きょうの下 落は当たり前の動きにすぎない。人民元の安定維持は、市場を凍結し 続けることとは違う」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は 上海時間午後5時半(日本時間同6時半)現在、1ドル=6.8458元 と、前週末の6.8398元から0.09%安。

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