無担保コール翌日物の加重平均が0.1%割れ、日銀付利金利下回る

2日の短期金融市場では、無担保 コール翌日物の加重平均金利が日本銀行の誘導目標0.1%を割り込んだ。 昨年12月の利下げ以降で初めて。日銀は準備預金の超過準備に0.1% を付利する補完当座預金制度で過度の金利低下を抑えているが、市場 への資金供給量も拡大しており、余剰感が強まった。

2日の翌日物の加重平均金利は前週末より1ベーシスポイント (bp)低い0.099%になった。朝方から大手銀行や地方銀行の調達意 欲が弱く、0.06%から0.09%での取引が目立った。補完当座預金制度 に参加していない金融機関が0.1%を下回る水準で資金を運用した。

セントラル短資の金武審祐執行役員は、「日銀の金融調節の姿勢 が明らかに変化しており、資金供給が増えている。この積み期間は資 金の取り手も金利を引き上げてこないだろう」という。

日銀の資金供給量を示す日銀当座預金残高は13兆-14兆円程度 と、昨年12月末以来の高水準で推移している。準備預金の積み上げが 進んでいる銀行が多く、法定以上に準備預金を積み上げる超過準備額 も5兆円近い高水準だ。一方、無担保コール取引残高は7兆円前後で 低迷している。

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