日本株:安値圏でもみ合う、米景気動向を見極め-金融中心下げ続く

午後の東京株式相場は、きょうの安 値圏でもみ合い。一時300円以上下げた日経平均株価は、7300円台を 割り込んでいる。シカゴ24時間電子取引システム(GLOBEX)で はS&P500指数先物が軟調に推移しており、週明けの米国株式相場の 動き、重要な景気統計の内容を見極めようと、積極的な買いが入らない。

米金融不安の高まりから、三菱UFJフィナンシャル・グループや トヨタ自動車など金融や輸出関連株が引き続き安く、電気・ガスや医薬 品株といったディフェンシブ株も軟調。東証業種別33指数はすべて下 落している。

BNPパリバ証券の平塚基巳ストラクチャード・ソリューション部 部長によると、「国内材料をもとに活発な売買は期待しにくい。政府に よる政策的なニュースなどが出てこない限り、今晩の米国を見てみたい という雰囲気になる」という。

午後2時5分現在の日経平均株価は前週末比296円99銭 (3.9%)安の7271円43銭。TOPIXは同23.65ポイント (3.1%)安の733.06。東証1部の売買高は概算で12億5707万株。

今週は米国で重要経済指標の発表が相次ぐ。全米供給管理協会(I SM)は2月の景況指数を発表。2日に製造業、4日に非製造業景況指 数を発表する。また、週末6日には雇用統計の発表も予定されており、 いずれも米景気を占う上で重要な経済指標だけに、投資家は様子見姿勢 を強めやすい状況にある。

新興3市場は軒並み下落

国内の新興3市場も軒並み安い。バークレイズ・キャピタル証券が 短期的な業績成長は期待できない状況だとし、目標株価を引き下げたミ クシィが急落。09年1月中間期は最終赤字に転落したようだと発表し たテックファームはストップ安売り気配。半面、株式分割を発表したハ ドソンは4日ぶりに反発した。

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