フィスコ2位株主チョウ氏:「安定株主」に目的変更-経営参加せず

金融情報など提供するフィスコ第2 位株主のチョウ・ヒジュン氏(43)が株式保有目的を変更したことが2 日、明らかになった。経営権取得の申し入れに会社側が意思表示しなか ったことで、「安定株主」として株式を持ち続けるとしている。

チョウ氏が関東財務局に提出した変更報告書(大量保有報告書)に よると、株式については「安定株主として保有」に変更、従来の目的だ った「経営参加目的」は削除した。保有比率は従来の11.46%を変えて いない。

チョウ氏はブルームバーグ・ニュースの電話インタビューに「経営 参加を目的としていたが、フィスコ側から期限までに返事が来なかった ので保有目的を変えた。今後、役員になって経営参加するつもりはない」 と述べた。

チョウ氏は2月28日の都内のインタビューで、「私に経営の全権を 委任していただければ、規模と成長を長期間、飛躍的に向上させる自信 がある」と記したFAXを同日フィスコに送付したことを明らかにした。 そしてフィスコに対して「イエス」か「ノー」の回答を2日午前10時ま でに表明するように求めていた。

フィスコIR担当の服部享子氏は2日、FAXが届いたかどうかな どについて、「当社大株主の件については、先方のご都合もあるのでお 答えできない」と言及を控えた。

フィスコ株はチョウ・ヒジュン氏が買い増しを始めた1月下旬から 上昇し、2月2日から2月26日まで18営業日連続のストップ高(値幅 制限いっぱいの上昇)で引けていた。しかし、2月27日には一転ストッ プ安となる前日1万円(12.2%)安の7万2000円まで下落、この日もス トップ安に当たる前週末比1万円(14%)安の6万2000円の売り気配と なっている。

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