スイスは非協力的な租税回避地に指定の可能性も-サルコジ仏大統領

サルコジ仏大統領は1日、経済協力開 発機構(OECD)が作成中の非協力的な租税回避地リストにスイスが 載る可能性は否定できないと述べた。ブリュッセルで開催された欧州連 合(EU)首脳会議後の記者会見での質問に答えた。

サルコジ仏大統領ら欧州主要国指導者らは1週間前の首脳会合で、 世界的な経済危機に見舞われた金融市場の透明性拡大と市場監督のため の統一ルールの適用を目指し、租税回避地に対して厳しく規制する方針 を表明。「非協力的な区域」に対する「制裁」を呼び掛けた。この問題は 4月にロンドンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミッ ト)で討議される。

OECDのグリア事務総長によると、課税や国内の政情不安を回避 したい個人・法人のオフショア資産は「5兆-7兆ドル程度」存在する。 OECDは現在、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタインを非協力的な 租税回避地に指定しており、新たな「ブラックリスト」を準備中。シュ タインブリュック独財務相によると、OECDの新たなリストは5月ま たは6月にまとまる予定。

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