短期市場:翌日物0.08-0.11%付近、準預残高が高水準で積み進む

短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.08-0.11%程度で取引されている。前週末の準備預金残高が10兆 円を超えるなど、資金需給が緩めの金融調節が続いており、各銀行は準 備預金の積み上げが進んで調達意欲が弱い。

翌日物は前週末の加重平均0.109%に対して、地方銀行などの調達 で0.10-0.11%から始まったが、取引が一巡すると0.08-0.09%に低 下。大手銀行の調達水準は朝方から0.10%を下回り、国内銀行全体の調 達希望水準は0.06-0.08%まで下がっているもよう。

この日は国庫短期証券(TB)3カ月物の発行や財政融資資金の回 収などから1兆5000億円程度の資金不足になるが、先日付で取引され るレポ(現金担保付債券貸借)は低位安定している。3兆-4兆円の資 金不足が予想される4日の税揚げ日も大きな波乱はなさそうだ。

2月分の積み期間(2月16日-3月15日)は準備預金残高(除く ゆうちょ銀)が9兆-10兆円台の高水準で維持されており、前半が終っ た時点の積みの進ちょく率かい離幅はプラス10%超まで拡大。一日に必 要な積立額も3兆8700億円と、平均ペース(4兆9500億円)を大きく 下回っている。

午前9時20分の即日実行の定例金融調節は見送られ、この日の当 座預金は3000億円減の13兆3000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は7000億円減の9兆9000億円程度になる見込み。

レポは低位安定

月末を越えてレポでは資金運用が強まっており、3日や4日の受け 渡し分が0.12-0.13%前後で推移している。スポットネクスト物の国債 買い現先オペが過去最大4兆円で継続されているうえ、前週末は全店共 通担保オペ(期日3月16日)の最低金利も0.14%に低下した。

日銀は午前9時30分、3日連続で総額5兆円の国債買い現先オペ を通知した。スポットネクスト物(3月4日-5日)が4兆円、1週間 物(3月4日-11日)は1兆円となる。前週末のスポットネクスト物の 平均落札金利は0.136%、1週間物は0.153%だった。

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