ラクーン株が売り気配、消費低迷で客単価上がらず-業績予想減額

ネット上で衣服・雑貨などの問屋を 運営するラクーン株が売り気配。個人消費が冷え込むなか、会員からの 発注量が減少、客単価が想定ほど向上しない状況が続いている。前週末 に今期(2009年4月期)業績予想を減額したため、売り圧力が増した。

午前9時10分現在の気配値は、前週末比6000円(4.3%)安の13 万3000円で、差し引き15株の売り超過。

新しい今期業績予想(非連結)は、売上高が前期比22%増の69億 円、営業利益が8300万円(前期は1億5900万円の赤字)、1株利益(E PS)が7167円27銭。11万円台に引き上げたいとしていた客単価は「10 万円にも達しない見込み」(同社管理部の木村玲子氏)で、秋以降の消 費低迷のあおりを受けた。

第3四半期累計(08年5月-09年1月)決算は、本業のもうけを示 す営業損益が6700万円の黒字。前年同期の1億6400万円の赤字からは 改善したが、既存会員の買い控えが響き、目標は下回ったという。

主力「スーパーデリバリー」の会員小売店数は、前期末比22%増の 2万1451店、出展企業数は同12%増の981社、商材掲載数は同35%増 の25万7816点とそれぞれ拡充、同社の知名度は上がったもようだが、 「なかなか間口が広がらない」(木村氏)状況だ。

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