バフェット氏:原油は大幅に上昇へ-米コノコ株の取得時期「誤る」

米資産家のウォーレン・バフェット 氏は、原油相場が現行水準から大幅に上昇するとの見通しを示した。ま た、同氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは昨年、米 コノコフィリップスの株式の取得時期を誤ったとの見解を示した。

バフェット氏は株主向け年次書簡で「原油相場は将来、現行の40- 50ドルを大幅に上回る公算が大きいと考えている」との見方を示した。 また、原油とガス相場がピークに近い水準だった時期にコノコフィリッ プスの株式を大量に」取得したのは「重大な間違い」だったと振り返っ ている。

バークシャー・ハサウェイが28日発表した2008年10-12月期決算 は、株式関連のデリバティブ(金融派生商品)取引による損失の影響で 5期連続の減益となり、四半期ベースの減益期間は少なくとも過去17 年で最長となった。

バークシャー・ハサウェイは2007年には、5億ドル(現レートで約 490億円)相当を投資していた中国の石油会社、ペトロチャイナ(中国 石油)の持ち株の売却益35億ドルを計上し、過去最高益を上げた。

バフェット氏は書簡で、コノコフィリップス株取得の「タイミング が非常に悪かった」ため、「数十億ドル」の負担につながったとしている。 書簡によると、バークシャー・ハサウェイはコノコフィリップス株を70 億1000万ドルで取得。株式の価値は昨年12月31日時点で44億ドルま で減少した。

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