【注目株】アステラ薬、ソニー、ホンダ、NTT、ソフバンク(2)

2日の材料銘柄は以下の通り。

アステラス製薬(4503):米医薬品CVセラピューティクスに買 収に向けて敵対的TOB(株式公開買い付け)をしかける。CV取締役 会が拒否した1株16ドルで株式取得を開始する。米国での病院向け循 環器領域事業を補完するのが狙いで、CV株主などに賛同を働きかける。

ソニー(6758):ハワード・ストリンガー最高経営責任者(CE O)が社長を兼務し、中鉢良治社長が副会長に就任する。同時にエレク トロニクス、ゲーム両事業の抜本改革などの組織再編も行う。いずれも 4月1日付。

パナソニック(6752):同社が進めている三洋電機(6764)への TOBの準備状況について、2月下旬をめどに開示するとしていたが、 4月下旬まで延期することにした。TOB実施に際し、国内外で競争法 の手続きなどの対応を終える必要があり、可能な限り速やかに実施した いとしている。

ホンダ(7267):国内工場で進めてきた大幅減産を4月以降、段 階的に緩和すると28日付の日本経済新聞朝刊が報じた。主力の埼玉製 作所で2-3月にそれぞれ5日間設けた稼働日停止を、4月は2日間に 減らすという。

NTT(9432):固定部門を手がけるNTT東日本、西日本の 2010年3月期事業計画の認可を総務省に申請した。将来の収益源とす る光ファイバーサービスは、来期末の顧客獲得見込みが1377万件。景 気後退もあり、その1年後の11年3月末の目標としてきた2000万件 到達は困難になってきた。

オリンパス(7733):分析機事業を米ベックマン・コールターへ 譲渡することで合意したと27日発表した。譲渡は7月1日付で、売却 価格は775億円。09年3月期業績への影響は軽微だが、10年3月期に 特別利益が発生するとしている。

大日本スクリーン製造(7735):09年3月期の連結純損益予想を 380億円の赤字に下方修正した。従来は40億円の赤字を見込んでいた。 半導体メーカーの設備投資削減から、半導体製造装置の売り上げが低迷 することが響く。

りそなホールディングス(8308):公的資金として借り入れた永久 劣後ローン450億円を返済すると発表した。返済は3月31日の予定。 これにより、公的資金はピーク時に3000億円あった永久劣後ローンが 完済となり、優先株1兆9988億円、普通株2616億円の合計2兆2604 億円になった。

大成建設(1801):日本郵政から876億円で受注した東京駅前の 旧東京中央郵便局の再開発について、鳩山邦夫総務相が再開発批判を行 っていることで、同案件が中止になれば経営にも影響が出かねないと2 日付の日本経済新聞朝刊が報じた。

ソフトバンク(9984):15年3月末に満期を迎える500億円の転 換社債型新株予約権付社債(CB)を繰り上げ償還する見通しだと2日 付の日本経済新聞朝刊が報道。発行条件に繰り上げ条項があり、金融危 機などを背景にCBの保有者全員がその権利を行使するようだという。

ウイルコ(7831):2日付の朝日新聞朝刊は、郵便料金の巨額免 税事件で、違法なダイレクトメール広告を発注していた大手家電量販会 社(東証1部上場)、大手通販会社(ジャスダック上場)、健康飲料メ ーカーの取引には同社が介在したと報じた。

三菱自動車(7211):国土交通省に改善対策を届け出た。国交省の 発表資料によると、ギャランなど3車種、約4万台が対象。制動装置部 分のチェックバルブの材料が不適切だったとしている。

丹青社(9743):コスト削減が進み、09年1月期の連結営業利益は従 来計画比55%増の6億2000万円になったようだ。ただ、投資有価証券 や繰延税金資産の取り崩しにより、純損益は当初の5000万円の黒字か ら13億8000万円の赤字に転落したもよう。配当は見送る。従来計画 は1株当たり年5円、前の期は8円50銭だった。

東京ドーム(9681):株式相場の下落で投資有価証券評価損などが発 生し、09年1月期の連結純利益は66億円にとどまったもよう。これま では101億円と、増益を見込んでいた。前の期は78億円。

小糸製作所(7276):国内にある自動車用ヘッドランプを製造する 2工場を一時閉鎖すると発表。自動車メーカー各社の減産を受けた措置 で、固定費の削減とともに、他工場の稼働率向上につなげるのが狙い。

伯東(7433):主力事業であるエレクトロニクス関連の事業環境が悪 化、保有有価証券の評価損や経営合理化費用の発生も重なり、09年3 月期の連結純損益予想を3億円の黒字から19億円の赤字に下方修正し た。前期実績は4億3300万円の黒字。

FDK(6955):09年3月期の連結営業損益予想を、従来計画の1億 円の黒字から14億円の赤字に下方修正した。前期は19億円の黒字。 製品販売不振や事業改造に向けた費用などが響く。

岩崎通信機(6704):主力の中小型オフィスコミュニケーション市場 で設備投資抑制が顕著な上、開発投資負担もあり、09年3月期の連結 純損失は従来計画の11億円から23億円と赤字幅が広がる見通し。前 期は10億円の黒字だった。

西松屋チェーン(7545):冬物衣料の販売不振で09年2月期の既存店 売上高は前の期比2.1%減と、計画を1.1ポイント下回った。秋物・冬 物衣料在庫が増えたことで、値下げロスが予想以上に増加。このため業 績予想を見直し、09年2月期の単体純利益は従来計画比17%減の45 億円にとどまるもよう。前の期は60億円だった。

日本駐車場開発(2353):第2四半期累計(08年8月-09年1月)の 連結純利益は前年同期比67%増の2億600万円となった。一部自動車 の利用を控える動きがあるものの、駐車場の需給バランスは依然適正化 しておらず、大規模商業施設などで収益を伸ばした。09年7月期の連 結純利益予想は前期比46%増の7億1200万円と従来計画を据え置いた。

双日(2768):日商エレクトロニクス(9865)の株式の公開買い付 け(TOB)を行うことを決めた。1株1000円で、買付代金は91億 円。日商エレクトロニクスの27日終値は516円だった。

ファミリマート(8028):投資有価証券評価損を計上する必要が発 生したため、09年2月期の連結純利益計画を従来計画の187億円から 165億円に下方修正した。前の期は164億円だった。

ニューディール(4740):東京証券取引所は2月28日付をもって 同社株を整理銘柄に指定し、3月28日付で上場廃止にすると発表した。 同社は東証マザーズ上場第1号のリキッドオーディオ・ジャパンが前身。

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