米シティをムーディーズが格下げ、S&Pは見通しを「ネガティブ」に

米格付け会社ムーディーズ・イン ベスターズ・サービスは27日、米銀シティグループの優先債務格付け を「A2」から「A3」に引き下げた。米政府がシティの保有比率引き 上げに合意したことを受けた措置。ムーディーズによるシティの格下げ は過去3カ月で2回目。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、シ ティの現行の格付け(「A」と「A1」)を維持する一方、見通しを 「安定的」から「ネガティブ(弱含む)」に変更した。政府が追加支援 の提供を余儀なくされる可能性があることが理由。

シティは27日、政府保有の優先株の普通株への転換計画により既 存株主の持分が74%減少するとの見通しを発表した。米財務省による と、民間のシティ優先株保有者が同じ条件で転換に合意することを前提 に、政府保有のシティ優先株最大250億ドル(約2兆4370億円)相当 を普通株に転換する。転換によって政府の持ち分比率は最大36%に上 昇する。

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