欧州株(27日):下落、米政府のシティ救済や米GDP下方修正で

欧州株式相場は下落。米政府に よるシティグループの普通株持ち分引き上げで既存株主の持ち分が 74%低下したことが売り材料視された。米国の2008年第4四半期 (10-12月)の実質国内総生産(GDP)が速報値から下方修正され たことも売りを誘った。

600銘柄から成るダウ欧州株価指数は月間ベースで6カ月連続の マイナスとなった。

英銀ロイズ・バンキング・グループは22%急落。不良資産による 損失から銀行を保護する政府の保証プログラムについて具体的な合意を 発表しなかったことが嫌気された。ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランド・グループ(RBS)は20%下落。

資源株では、英豪系鉱山会社リオ・ティントと、ノルウェーのアル 生産大手のノルスク・ハイドロが安い。ゴールドマン・サックス・グル ープが、金属相場見通しを下方修正したのに伴い、両銘柄の投資判断を 引き下げたことが売りを誘った。

ダウ欧州株価指数は前日比1.8%安の172.92で終了。前週末比 では2.3%下げた。月間ベースでは9.6%下落し、下げは6カ月連続 となった。

27日のダウ・ユーロ50種株価指数は前日比2.2%安、ダウ欧州 50種株価指数は2.3%下げた。

スイスカント・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ピ ーター・ブランデル氏は「経済と企業への信頼性が主な懸念材料だ。商 品価格は景気の下降局面を示しており、需要が安定しないことから価格 は圧力にさらされている。市場心理は極めて悲観的だ」と語った。

米商務省が08年第4四半期の実質GDP改定値は前期比年率

6.2%減少となったと発表した。ブルームバーグ・ニュースがまとめた エコノミストの予想中央値は5.4%減だった。

リオ・ティントは3.9%下げ、ノルスク・ハイドロは8.3%安と なった。ゴールドマン・サックスは両銘柄の投資判断を「中立」から 「売り」に引き下げた。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比85.55ポイント(2.2%)安の

3830.09。FTオールシェア指数は40.43ポイント(2.1%)下げ

1929.75。

ドイツのDAX指数は98.88ポイント(2.5%)安の3843.74。 HDAX指数は46.50ポイント(2.4%)下げ1922.01。

フランスのCAC40指数は42.36ポイント(1.5%)低下し

2702.48で終了した。

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