欧州債(27日):ドイツ国債は上昇-失業率の予想上回る上昇で

欧州債市場ではドイツ国債相場 が上昇。27日発表された1月の経済指標で、ユーロ圏失業率が市場 予想以上に上昇したほか、インフレ率が低下したことがきっかけ。

ドイツ国債相場は月間ベースでも上昇した。25日に発表された 2008年10-12月(第4四半期)の独実質GDP(国内総生産)が、 輸出の落ち込みで大幅なマイナス成長となったことを受け、欧州中央 銀行(ECB)が来週に利下げする理由が増えたとの見方が広がった。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、ペーター・ミューラー氏 (フランクフルト在勤)は「ドイツ国債にとって良好なファンダメン タルズ(経済の基礎的諸条件)の環境が再び裏付けられた。国債価格 を押し下げる圧力となり得る全般的なリスク回避の低下がみられるこ とはないだろう」と語った。

ロンドン時間午後4時50分現在、独10年債利回りは前日比1ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.12%。前月末比 では17bp下げた。同国債(表面利率3.75%、2019年1月償還)価 格は前日比0.05ポイント下げ105.25。2年債利回りは1.31%と、前 日から3bp低下し、先月末比では22bp下げた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が27日発表した1 月のユーロ圏失業率は8.2%と、昨年12月の8.1%(改定)から上昇 した。同時に発表された1月のインフレ率は1.1%と、前月の1.6% から低下した。

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