公的年金運用:第3四半期市場運用はマイナス6.09%、7年ぶり悪さ

年金積立金管理運用独立行政法人 は27日、2008年度第3四半期(08年10-12月)の運用状況を発表 した。それによると、国内外の株式市場の下落と円高の影響を受け、市 場運用分の収益率はマイナス6.09%、財投債を含めた運用資産全体で はマイナス4.68%となった。

市場運用分のマイナス6.09%は、01年第2四半期(7-9月)の マイナス7.84%以来の悪さ。資産別に収益額を見ると、国内債券は1 兆5105億円の収益を上げたが、国内株式が2兆6638億円、外国株式 が3兆4763億円、外国債券が1兆1103億円のそれぞれ損失となった。 市場運用分の総合収益額はマイナス5兆7398億円。

第3四半期末の市場運用分の運用資産総額は90兆4349億円、財 投債を含めると116兆6299億円になった。

第3四半期末の資産構成比は、国内債券が75.90%、国内株式が

9.46%、外国債券が7.82%、外国株式が6.66%、短期資産が0.17%。 昨年3月に公表した09年3月末に実現を目指す基本ポートフォリオは 国内債券67%、国内株式11%、外国債券8%、外国株式9%、短期資 産5%で、現状は国内株式と外国株式がやや下回り、国内債券が多めに なっている。

なお、4-12月の累計収益率は市場運用分がマイナス9.13%、全 体ではマイナス6.88%になった。

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