アジア株:上昇、シティ国有化回避観測で-LG電子やMUFG高い

27日のアジア株式相場は上昇。ハ イテク株が目標株価の引き上げなどを背景に上昇したのに加え、米シ ティグループが国有化を免れるとの観測が強まった。ただ、アジア太 平洋MSCI指数は今年、1990年以来最悪の滑り出しとなっている。

世界2位の液晶表示装置(LCD)メーカー、韓国のLGディス プレーは3.9%高。ゴールドマン・サックスが目標株価を引き上げた。 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は2.7%高。米政 府がシティに対し財務基盤強化のため民間資本の調達を義務付けると 関係者が述べたことが、買い材料となった。

MSCIアジア太平洋指数がここ1年間で50%下落したことか ら、同指数の構成銘柄は記録的な割安水準付近で取引されている。ペ ンガナ・キャピタル(メルボルン)で26億ドル相当の運用に携わるテ ィム・シュローダー氏は、「明るい面もあり、一部ではバリュエーショ ン(株価評価)も魅力的だ。だが見通しは良好ではない。将来につい ての不確実性が大きい」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時53分現在、前日 比1%高の75.30。2月は9.4%安となっている。年初来の下落率は 16%。日経平均株価は前日比110円49銭(1.5%)高の7568円42銭 で引けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE