麻生首相:オバマ政権の財政再建目標、達成は簡単でない-国会答弁

麻生太郎首相は27日午後の衆院財 務金融委員会で、米国のオバマ大統領が財政赤字を1期目の4年間で 半減させる公約を掲げていることに対して「そんなに簡単にできる話か なと思わないでもない」と述べ、達成は容易ではないとの認識を明らか にした。中川正春氏(民主)への答弁。

麻生首相は、このオバマ大統領の公約について、「少なくともそうい う意識は持っていることは、まじめにやろうとしている意識、決意を感じ る」とも指摘。その上で、「少なくとも資金が円滑にうまく回っていくように ということを考えないと、こちらの国益にも大きく響く。ここは米国の対応 を応援してやるというのが正しい在り方かなと思っている」と述べ、日本と して何らかの形で側面支援する考えも示唆した。

その具体的な方法としての米国債の引き受けについては「直接的に も間接的にも要請などというのはまったくない」と述べるにとどめた。

オバマ大統領は23日、ホワイトハウスで開いた財政規律に関する会 議で財政赤字について「最初の任期の終わりまでに半減することを約束 する」と言明した。26日に議会に提出した予算教書では今会計年度 (2009年9月末終了)の財政赤字は過去最大の1兆7500億ドルに達し ているが、10月1日からの2010年度については、1兆1700億ドルに 縮小すると見込んでいる。

--共同取材:Roger Runningen 、 Hans Nichols、Brian Faler Editor: Hitoshi Sugimoto,

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