グリーンランドや南極の氷河、解氷が予想以上に加速-国際科学計画

グリーンランドや南極の氷河の解氷 速度が予想以上に加速している。世界の海沿いの地域社会を脅かすほど の水準にまで海水面の上昇が進んでいる。

国際科学プロジェクト「国際極年」事務局エグゼキュティブ・ディ レクター、デービッド・ヒック氏によると、南極西部で最大のパイン島 氷河が1970年代以降、解氷が40%速まっている上、スミス氷河も15年 前に比べ83%加速している。

アルバータ大学教授でもあるヒック氏はジュネーブからの電話取材 で、「氷河の喪失は目を見張る。グリーンランドでは氷河が大量の流出を 加速させている」と述べた。

国連は2年前に地球温暖化に関して過去最大のリポートを発表して おり、その中で海水面が今世紀中に18-59センチ高くなるとの見通しを 示していた。今回の調査では、国連リポート発表時よりも科学者が海水 面上昇の要因を把握していることを意味する。

ヒック氏は「全体で、南極西部の氷河は年間1030億トン溶けている」 とし、現在の国連の今世紀の海水面上昇予測よりも「さらに10-20セン チ高くなる」と述べた。

To contact the reporter on this story: Alex Morales in London at amorales2@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先:

To contact the editor responsible for this story: Todd White at twhite2@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE