台湾ドル:5年ぶり安値-輸出減や景気悪化でリスク回避姿勢強まる

27日の外国為替市場で台湾ドルが一 時、約5年ぶりの安値を付けた。輸出の減少や景気悪化で台湾への投資 が抑制されるとの懸念が背景にある。

台湾ドルは今月、3.8%下落しており、日本以外の10のアジア主要 通貨のなかで下げ率では3番目。1月の失業率は7年ぶりの高水準に上 昇し、輸出受注や鉱工業生産も落ち込んだ。

野村ホールディングスのエコノミスト、木下智夫氏(香港在勤)は、 短期的には下振れリスクが引き続きあると述べ、アジア経済の後退は驚 くほど大幅だとの見方を示した。

台北フォレックスによると、台湾ドルは台北時間午前10時(日本時 間同11時)現在、1米ドル=34.919台湾ドル。前日は34.850台湾ドル だった。一時は34.926台湾ドルと、2003年4月以来の安値を付けた。

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