10-12月期の米GDP:前期比年率5.4%減に下方改定へ-BN調査

2008年10-12月(第4四半 期)の米実質GDP(国内総生産)改定値は、速報値より一段と大幅 な減少になったもようだ。企業は在庫を削減し、輸出も落ち込んだ。

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や調査機関74社の予想を まとめた調査によると、商務省が27日に発表する第4四半期の実質 GDP改定値は、前月発表された速報値の前期比年率3.8%減から、 同5.4%減(中央値)へと下方改定されたとみられる。

予想通りなら1982年以来で最大のマイナス成長となる。今年1 -3月(第1四半期)に入っても、景気の縮小傾向にペースの衰えは 見えない。過去70年で最悪の金融危機から抜け出すためのオバマ政 権の試みは、早い時期には実を結ばない公算が大きい。

アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイケル・イ ングランド氏は「今第1四半期は、前期の繰り返しになる」と指摘。 「在庫の問題が残っている」と述べた。

GDP改定値は、午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発 表される。予想レンジは前期比年率3.8%減-6%減。08年7-9月 (第3四半期)の米GDPは同0.5%減だった。

この日発表される別の統計では、2月の製造業景況指数が27年 ぶりの低水準となり、消費者心理も落ち込んだ状況を示しそうだ。

ブルームバーグの調査では、シカゴ購買部協会が午前9時45分 に発表する2月のシカゴ地区製造業景況指数は33(51社の中央値) と、1月の33.3から低下が見込まれている。同指数は50が製造業活 動の拡大と縮小の分かれ目になる。午前10時公表の2月のロイタ ー・ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は56(51社の中央 値)と、1月の61.2から低下したもようだ。

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