日本株は小幅高スタートもマイナスに、輸出堅調-薬品や不動産安い

朝方の東京株式相場はTOPIX、 日経平均株価ともに小高く始まったものの、早々にマイナスに転じるな ど方向感に乏しい動き。外国為替相場が1ドル=98円台まで円安・ド ル高水準に動き、採算改善が見込まれるファナックやキヤノン、信越化 学工業など輸出関連株の一角に買いが先行。取引開始前に発表された鉱 工業生産指数で、先行き見通しにやや明るい兆しが出始めたことも支援 材料となった。

半面、政策の影響不安で米国の医薬品株が下落した流れを受け継ぎ、 武田薬品工業やアステラス製薬などが安く、根強い金融不安を背景に銀 行、不動産株などにも売りが優勢で、相場の上値を重くさせている。

日経平均株価の始値は前日比5円49銭(0.1%)高の7463円42 銭、TOPIXは同1.61ポイント(0.2%)高の744.14。東証業種別 33指数は鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、ゴム製品など20業種が上げ、 その他金融、不動産、証券・商品先物など13業種が安い。

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