米デル11-1月期:市場予想上回る利益、経費削減で-株価上昇(3)

(株価を更新し、アナリストのコメントを追加します)

【記者:Connie Guglielmo】

2月26日(ブルームバーグ):世界2位のパソコンメーカー、米デ ルが26日発表した2008年11月-09年1月(第4四半期)決算は、利 益がアナリスト予想を上回った。同社は経費について、11年まで年間10 億ドルを追加節減する計画も発表した。

純利益は3億5100万ドル(1株当たり18セント)。前年同期は6億 7900万ドル(1株当たり31セント)だった。一部項目を除いた1株利 益は29セントで、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の27 セントを上回った。

マイケル・デル最高経営責任者(CEO)は、向こう2年間に年間 40億ドルの節減を目指して人員削減や一部製造業務の縮小を進めてい る。経費削減目標は当初の30億ドルから引き上げられた。デルの売上高 の大半を占めるパソコンへの需要がリセッション(景気後退)で低迷し ていることで、同社はコストの削減を迫られている。

クロス・リサーチのアナリスト、シャノン・クロス氏は「製造業務 の外部委託をできるだけ速いペースで進めるだろう」とし、「サプライチ ェーンの強化に取り組み、非常に難しい経費削減に着手するだろう」と 指摘した。

デルの株価は時間外取引で一時、26セント(3.2%)高の8.47ドル。 通常取引終値は8.21ドルだった。昨年の騰落率はマイナス58%。

一方、売上高は前年同期比16%減の134億ドルにとどまり、アナリ スト予想平均の143億ドルに届かなかった。消費者は深刻化するリセッ ションを警戒し、年末商戦でパソコン購入を控えた。

同社は先月、第4四半期業績は経費節減計画に関連した経費1億 3500万ドルなどが含まれると指摘していた。粗利益率は17.2%で、前年 同期の18.8%から低下した。ただ、一部項目を除いたベースでは18%を 上回った。

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