【個別銘柄】栗田工、JFEH、7&i、旭硝子、第一三共、クボタ

27日の日本株市場における主な材 料銘柄の値動きは以下の通り。

栗田工業(6370):午前終値は前日比9.6%安の1665円。企業の 設備投資需要が低迷、2009年3月期の連結営業利益は従来予想を17% 下回る見込みとなった。業績悪化は予想されていたが、修正幅が予想よ り大きいと失望売りが増えた。クレディ・スイス証券は26日、投資判 断を「アウトパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。

JFEホールディングス(5411):5.2%高の2110円。傘下のJ FEスチールは26日、独鉄鋼大手のティッセンクルップのブリキ製造 子会社、ラッセルシュタインと技術提携したと発表。飲料用のスチール 缶でペットボトルやアルミ缶と対抗できる薄さや軽さを実現するのが狙 いとしており、事業拡大期待が高まった。

旭硝子(5201):4.8%安の433円。クレディ・スイス証券は26 日、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」、目標株価を430 円から390円に引き下げた。

セブン&アイ・ホールディングス(7&i)(3382):7.4%高の 2130円。傘下の百貨店そごうの旗艦店舗であるそごう心斎橋本店(大 阪市)をJ.フロントリテイリング(3086)傘下の大丸に379億円で 売却することを決めたと発表した。

第一三共(4568):5.2%安の1593円。みずほ証券は27日、投 資判断を「2(買い)」から「3(ホールド)」に引き下げた。

クボタ(6326):5.3%安の462円。取引開始直後は高く始まった が、下落に転じた。10年3月期の配当について、今期と比べ2-3割 程度引き下げる方針であることが分かったと、ブルームバーグ・ニュー スはこの日午前9時25分すぎに配信した。

住友重機械工業(6302):5.5%安の257円。09年3月期末の配 当を1株当たりゼロとすると発表。年間配当は第2四半期末における6 円のみとなり、前年の10円(第2四半期、期末それぞれ5円)から4 円の減配になる。収益環境の厳しさを嫌気した売りが先行。

シチズンホールディングス(7762):3.9%高の348円。ドイツ証 券は26日、投資判断を「売り」から「ホールド」に引き上げた。

福田組(1899):13%安の137円。従業員の早期退職に伴う特別 加算金の追加などで、08年12月期の連結最終損失は100億8500万円 と赤字幅が拡大した。従来予想は64億円の赤字。5円を予定していた 配当は無配に決定。業績悪化を嫌気した売りが先行。

アドバンテスト(6857):4.2%安の1193円。HSBC証券は26 日、投資判断を「中立」から「アンダーウエート」、目標株価を1220 円から900円に引き下げた。

川田テクノロジーズ(3443):基準値段の1200円に対し、午前終 値は1050円。東証1部市場に上場した。建築鉄骨の設計・製作などを 手掛け、川田工業(5931)が株式移転により設立した持株会社。川田 工は23日で上場廃止になっていた。

古河電気工業(5801):7.2%高の253円。金属素材事業の悪化な どから、09年3月期の業績は大幅に悪化するが、情報通信事業の下支 えで、来期は大手電線メーカーの中で唯一黒字を確保するとの観測が浮 上している。構造改革への期待が根強いことも押し上げ要因。JPモル ガン証券は26日、投資判断「オーバーウエート」で調査を開始した。

南部化成(7880):ストップ高水準となる380円買い気配のまま 午前を終了。MBO(経営陣による企業買収)で株式を非公開化すると 前日発表。買収目的会社により1株1200円で公開買付け(TOB)が 行われる。買い付け価額は最大66億円。TOB価格にさや寄せする格 好で買いが集中した。

日本風力開発(2766):4.9%高の27万8000円。長崎県五島列 島に国内最大規模の風力発電所(出力10万キロワット)を建設するこ とが明らかになった。同内容に関しては、27日付の日本経済新聞朝刊 が先に報じていた。

パナソニック(6752):1.5%高の1155円。クレディ・スイス証 券は26日、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に上げた。

新日鉱ホールディングス(5016):2%安の342円。同社と新日 本石油(5001)が進める経営統合計画について、遅れが出ていること が26日までに分かり、売りが先行した。一方、新日本石油は2%高の 465円、ニューヨーク原油先物市況が1カ月ぶりの高値圏まで上昇した 影響もあり、東証業種別33指数の石油・石炭製品は1.4%高となるな ど、石油関連全般は堅調だった。

ビックカメラ(3048):1.9%安の1万7210円。上昇して始まっ た後、下落転換。主力のパソコンの低迷などを理由に、09年8月期の 業績予想を下方修正した、ただ、大型テレビのほか、洗濯機や冷蔵庫な どの生活関連家電の販売は伸びており、売り買いが交錯。

NTTデータ(9613):4.5%高の24万6400円。鉱工業生産の 低迷など製造業の収益環境の悪化が継続する中、業績面での相対的な安 定が見直されている。三菱UFJ証券では来期も堅調な業績を予想する とともに、最上位の格付け「1(強いアウトパフォーム)」を確認した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE