米銀の08年10-12月期損益、90年以来の赤字-FDIC四半期報告

米連邦預金保険公社(FDIC) が26日発表した米銀行業界に関する四半期報告書によると、米銀の 2008年10-12月(第4四半期)損益は、貯蓄貸付組合(S&L)の 経営破たんが相次いだ1990年以来の赤字となり、08年通期の利益は 過去18年間で最小だった。

また第4四半期に「問題のある銀行リスト」に載った金融機関の数 は252行と、前期の171行から47%増加した。

FDICは同報告書で、「各行が黒字化に向け財務改善に取り組む なか、貸付損失準備金の積み増しやトレーディング損失、のれん代評価 損が響いた」と説明した。

米銀と証券会社の07年以降の資産評価損と貸倒損失は7620億ド ル余りに達している。

米銀の08年第4四半期損失は全体で262億ドル(約2兆6000億 円)と、1990年第4四半期以来の赤字だった。08年通期は161億ドル の黒字と、90年以来最小の黒字幅となった。07年通期は1000億ドル の黒字だった。

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