米AIG救済策、CDSの追加損失への政府保証を含む可能性-関係者

米政府の公的管理下にある保険大手 のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の救済策に、 クレジット・デフォルトスワップ(CDS)の追加損失に対する政府保 証が盛り込まれる可能性のあることが26日、関係者1人の話で明らかに なった。

協議が非公開であることを理由にこの関係者が匿名で語ったところ によると、AIGは政府保証を含むとみられる救済策の見直しについて、 来週予定する2008年10-12月(第4四半期)決算発表時に開示する計 画。

昨年9月にAIGを救済した監督当局は、ゴールドマン・サックス・ グループなどの金融機関にスワップを売却しているAIGが経営破たん すれば、関連損失が世界の金融システムに広がりかねないと懸念してい る。米当局は昨年11月、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ロ ーン担保証券に絡んだ証券の一部を償還するため300億ドルを支援して いたが、社債や欧州の債券に関連したほかのスワップについては対処し ていなかった。

AIGは昨年9月30日時点で、CDSを通じて3000億ドル余りの 資産を保証している。関係者によると、米当局が保証するCDSの規模 は明らかになっておらず、協議は継続中だという。米連邦準備制度理事 会(FRB)と財務省の報道官、AIGの広報担当者はいずれもコメン トを控えている。

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