欧州債:ドイツ10年債は続落-消費者信頼感の予想外の上昇で

欧州債市場では、ドイツ10年債 相場が続落。26日発表された民間調査で、独消費者信頼感が予想に 反して上昇し、6カ月連続のプラスとなったことが材料視された。

10年債利回りはほぼ2週間ぶりの高水準となった。株式相場の 上昇を背景に安全投資としての国債需要が後退したことが背景にある。 イタリア政府が100億ユーロ相当の国債入札を実施したことを受けて 相対的なドイツ国債の優位性が高まり、独10年債に対するイタリア 10年債の上乗せ利回りが拡大し、約12年で最大の幅となった。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は、下落要因について「好調だった株式相場に加 えて供給懸念が組み合わさったものだ」と述べた。「だが、長期的な ファンダメンタルズの見通しは国債にとって大きな支援要因となって いる」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時55分現在、10年債利回りは前日比14ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.14%。同国債 (表面利率3.75%、2019年1月償還)価格は1.23ポイント下げ

105.13。2年債利回りは1.35%と、前日から10bp上昇した。

ドイツとイタリアの10年債利回り格差は一時、1997年5月以降 で最大となる161bpまで拡大した。

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