英国債:10年債は大幅下落、利回り3.64%-政府の不良資産保証策で

英国債市場では、10年債相場がこ こ2週間で最大の下げとなった。英政府が金融機関保有の不良資産を保 証することで合意したことを受け、投資家のリスク志向が戻った。

10年債利回りは2週間ぶり高水準となった。ロイヤル・バンク・オ ブ・スコットランド・グループ(RBS)はこの日、政府の新プログラ ムによって3250億ポンド(約45兆円)相当の資産に保証を付けると発 表。FT350種銀行指数はこれを好感し、13日以来の高水準に上昇した。

またイングランド銀行のキング総裁は議会証言で、英政府は国内銀 行への支援を通じて信頼感の回復に取り組む必要があるとの認識を示し た。

カリヨンの債券ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロンド ン在勤)は「銀行から納税者へとリスクが転嫁されており、これが国債 への圧力となっているのは明らかだ」と語った。

10年債利回りは前日比19ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇の3.64%。一時は3.65%まで上げ、11日以来の高水準と なった。同国債(表面利率4.5%、2019年3月償還)は1.62ポイント 下げ107.18。2年債利回りは1.49%と、前日から7bp上昇した。

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