サマーズNEC委員長:米経済は30年代以降で最も急激な下降局面

サマーズ国家経済会議(NEC) 委員長は26日、米経済は1930年代以来で最も急激な下降局面にある と述べた。

サマーズ委員長はバージニア州アーリントンで講演し、「フランク リン・ルーズベルト以来、このような困難な経済状況を引き継いだ大統 領はいない」と指摘。米国は非常に珍しい「悪いサイクル」下にあり、 経済と金融市場の弱さが相互に作用する悪循環に陥る危険性があるとの 認識を示した。

同委員長はまた、オバマ大統領が雇用回復と金融システムの再建、 景気回復に注力していると語った。

さらに、連邦政府の金融業界救済により、「思いがけない恩恵を受 ける人が出てくるかもしれないが、凍結していた信用市場の解凍を支援 すること以外に選択肢はない」と述べた。

サマーズ委員長は市場機能をまひさせる「金融機関破たんのような 事態に陥らせないよう留意する」と発言。「信用のフローが続くことを 確実にするよう監視している」と述べ、「銀行を豊かにする」ことが目 的ではないと言明した。

同委員長は「われわれの経済問題は1週間や1カ月、あるいは1年 で発生したものではないため、1週間や1カ月、あるいは1年では解決 しない」と話した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE