AIG:米自動車保険部門の売却中止もーチューリッヒが買収案撤回

保険大手のアメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)は、傘下の米自動車保険部門の売却を 取りやめる可能性がある。スイス最大の保険会社チューリッヒ・ファイ ナンシャル・サービシズは、同自動車保険部門の買収案を撤回した。事 情に詳しい関係者2人が明らかにした。

交渉が非公開だとして匿名を条件にした同関係者の1人によると、 AIGは同自動車保険部門トウェンティファースト・センチュリー・イ ンシュアランスの売却で約20億ドルの利益を見込んでいたが、AIG とチューリッヒの間で価格面での合意が成立しなかった。

AIGに対しては、政府から受けた資金援助を返済できるのか疑 問の声が上がっている。同社は昨年10月に損害保険事業に集中する方 針を発表して以来、これまでに約24億ドル相当の事業資産売却を発表 している。

AIGおよびチューリッヒの広報担当はコメントを避けた。

-- With reporting by Poppy Trowbridge in London. Editors: Dan Kraut, Otis Bilodeau

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