UBS:CEO交代、前クレディSトップを起用-信頼回復目指す

スイスの銀行最大手UBSは26 日、前クレディ・スイス・グループ最高経営責任者(CEO)のオズ ワルド・グルーベル氏をCEOに指名したと発表した。巨額損失と米 国での法廷闘争で失われた信頼の回復を目指す。

発表によると、前任のマルセル・ローナー氏は即日退社する。ウ ニクレディトのミュンヘン在勤アナリスト、アンドレアス・ビース氏 は「驚きと言えば驚きだが、グルーベル氏の実績を考えると、投資家 の不安沈静化には役立つだろう」と話した。

グルーベル氏は、2年にわたり赤字だったクレディ・スイスを黒 字に復帰させた実績がある。2007年に同社トップを退いた同氏は、U BSにとって2年弱で3人目のCEOとなる。UBSは世界的金融危 機のあおりで巨額損失を計上したほか、米国で富裕層の税逃れをほう 助した疑いも持たれ訴訟に直面している。

グルーベル氏は発表資料で、「スイスの金融センターには2行以上 の国際的大手銀行が必要だと信じている」とし、「7万7000人の献身 的な従業員とともに、UBSを収益力と成功の軌道に復帰させるべく 私にできる限りのことをする」と決意を表明した。

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