金先は小幅反発、TIBOR低下で日銀政策期待は継続の見方

ユーロ円3カ月金利先物相場は 小幅反発(金利は低下)。取引対象であるユーロ円TIBOR(東 京銀行間貸出金利)3カ月物が4営業日ぶりに低下し、日本銀行が ターム(期日)物金利を押し下げるとの期待は続いているとの見方 が出ていた。昼に発表された2年利付国債の入札結果が順調だった ことも影響し、期先物を中心に買いが優勢だった。

中心限月2009年6月物は、前日比変わらずの99.390(0.610%) で取引開始。一時99.380に下落したが、上昇に転じ、午後は0.015 ポイント高い99.405まで買われた。その後は、99.395-99.400で 推移した。昼に発表されたユーロ円TIBOR3カ月物は、前日比

0.154ベーシスポイント(bp)低い0.70615%。前週まで緩やかな低 下が続いたが、今週に入って下げ止まっていた。

みずほインベスターズ証券の井上明彦マーケットアナリストは、 TIBORの動きが影響していると指摘したうえで、「日銀に対す る政策期待によって金利が形成される動きは依然として続いている ようだ」との見方を示した。

日本銀行の野田忠男審議委員は26日、那覇市内で会見し、高止 まりしているターム物金利に対し、「検討を深めて何か有効な手立 てがないか模索していきたい」と語った。一方、財務省が同日実施 した表面利率(クーポン)0.4%の2年利付国債の入札結果は、最低 落札価格が99円98銭5厘と、市場の事前予想(99円97銭5厘) を上回った。

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