ドルは引き続き「現在の避難場所」-米BONMのウールフォーク氏

米銀バンク・オブ・ニューヨーク・ メロン(BONM)のシニア為替ストラテジスト、マイケル・ウール フォーク氏は25日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューに答 え、ドル、円、ユーロの見通しについて次のように語った。

「ドルは引き続き『現在の資金避難場所』だ。他の主要通貨と比 べ群を抜いている。興味深いのは、カナダ・ドルがさほど遜色(そん しょく)のないもう1つの避難場所になっていることだ。ユーロや円 に対してかなり堅調に推移している」

◎円の見通しについて:

「過去数週間のドル・円相場の動きは明らかに行き過ぎだ。この ため、今後数日間にわたり何らかの調整が見られ、1ドル=95円を下 回る水準に戻る可能性がある」

「しかし市場の注目水準は100円だ。現在の市場センチメントが 続けば、今春この水準を試すだろう」

「センチメントは変化した。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G 7)後に中川昭一財務相は辞任した。輸出関連のニュースも振るわな い。輸出の悪化が日本の経済成長の足かせになっている。昨年10-12 月期の成長率は前期比年率マイナス12.7%だった。日本経済の見通し は悪化している」

「日本の一般世帯と投資家によるリパトエーション(自国への資 金回帰)は以前のようなペースでは行われていないようだ」

◎ユーロについて:

「現在のところユーロは好ましくないと思う。西欧の銀行が、中 欧や東欧のリスク資産を抱えていることが問題だ。欧州の新興国は財 政面でも経済面でも問題を抱えており、そのことが今後3-6カ月に わたりユーロの悪材料になるだろう」

-- Editor: Nicholas Reynolds

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Ron Harui in Tokyo at +81-3-3201-8984 or rharui@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nicholas Reynolds at +813-3201-8676 or nreynolds2@bloomberg.net.

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