債券相場は上げ幅拡大、2年入札結果順調で買い安心-10年債は1.27%

債券相場は上げ幅拡大。午後に発表 された2年利付国債の入札結果が順調だったことに加えて、株式市場で 日経平均株価が一時、伸び悩んだことから買いが優勢になっている。

中央三井信託銀行総合資金部の関一也次長は、「10年債利回りが

1.3%台に乗せたため、押し目買いが入っている。午後に株価が伸び悩ん だことも買いを誘った」と説明。入札結果については、「最低落札価格 が予想を上回り、比較的に順調だった」と評した。

財務省がこの日実施した表面利率(クーポン)0.4%の2年利付国債 (278回債、3月発行)の入札結果では、最低落札価格が99円98銭5 厘、平均落札価格は99円98銭8厘となった。

最低落札価格は、市場予想(99円97銭5厘)を上回り、最低と平 均落札価格の差である「テール」は3厘となり、昨年7月入札以来の水 準まで縮小した前回債と同水準だった。応札倍率は2.95倍と前回債の

3.34倍から低下した。

東京先物市場で中心限月3月物は、午後の開始後から水準を切り上 げ、一時は63銭高い139円73銭まで上昇した。午後1時25分時点での 3月物売買高は2兆2946億円程度。一方、現物債市場で新発10年物の 298回債利回りは、朝方に1.305%と10日以来の高水準をつけたが、午 後に入ると3ベーシスポイント(bp)低い1.27%に低下している。

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