久光薬株が3年ぶり安値から反発、鎮痛貼付剤好調のディフェンシブ王

消炎鎮痛貼付剤が主力の久光製薬 の株価が一時3.1%高の2870円と、昨日付けた約3年ぶりの安値 (2745円)から反発。高齢化の進展に伴い、鎮痛貼付剤「モーラステ ープ」の販売は好調を維持、今期(2009年2月期)業績の上振れが期 待されているほか、来期も増収増益が可能との見方が反転につながった。

東海東京調査センターの赤羽高アナリストは、久光薬を「ディフェ ンシブ銘柄の中のディフェンシブ銘柄」と呼び、下がった局面での買い を提案している。赤羽氏は、電機や自動車メーカーの今期業績はおおむ ね赤字に転落する見通しだが、医薬品メーカーは黒字を確保できると指 摘。ほかの業種よりディフェンシブ性が高いと話す。さらに久光薬は、 「腰痛患者向けの貼付剤を手掛け、業績達成確度が高い」(同氏)とい い、海外事業で収益が変動する大手医薬品株より安全な投資先と見る。

久光薬側の今期の連結営業利益予想は前期比3.2%増の300億円。 3-11月期(9カ月累計)に251億円の営業利益を捻出し、通期目標 に対する進ちょく率は84%に達する。同社株をカバーするアナリスト 5人全員が、会社計画を上回るのは必至と見ており、営業利益の今期予 想平均値は308億円、来期平均は334億円。

アナリストらの来期1株利益(EPS)予想の平均値209円97銭 を基準に試算した25日段階の株価収益率(PER)は13.3倍。過去 5年間のPER変動レンジは11.7倍から24.5倍で、平均は18.9倍 だった。

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