豪ドル、NZドル:対米ドルで下落-世界的リセッション懸念強まる

26日の外国為替市場では、オー ストラリア・ドルとニュージーランド(NZ)ドルが米ドルに対し下 落。欧米の経済統計発表を受け、世界的なリセッション(景気後退) が深刻化しているとの懸念が強まった。

全米不動産業者協会(NAR)が25日発表した1月の中古住宅 販売件数は前月比5.3%減の年率449万戸と1997年以来の低水準と なったほか、ドイツと英国の昨年10-12月(第4四半期)国内総生 産(GDP)は1980年代以来で最悪の落ち込みとなった。

ただ、豪統計局が26日発表した2008年10-12月期の同国の設 備投資が前期比6.0%増と予想外の増加となったことから、豪ドルは 下げ幅を縮小した。

ニュージーランド銀行の為替ストラテジスト(ウェリントン在 勤)、ダニカ・ハンプトン氏は「世界経済の見通しに対する懸念が広 がるなかで、投資家は比較的安全と見られる米ドルを選好している」 と述べた。

豪ドルはシドニー時間午前11時50分(日本時間同9時50分) 現在、1豪ドル=0.6501米ドル。豪設備投資の統計発表前は0.6485 米ドル、アジア時間前日遅くは0.6536米ドルだった。対円では0.2% 高の1豪ドル=63円46銭。

NZドルは1.2%安の1NZドル=0.5106米ドル(前日は0.5166 米ドル)。対円でも1NZドル=49円82銭と、前日の50円09銭か ら値下がりしている。

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