ヴァリなど鉄鉱石大手:09年度の契約価格、30%引き下げか-調査

鉄鉱石の大手生産会社、ブラジルの ヴァリ、英豪系リオ・ティント、豪BHPビリトンは、鉄鋼需要の後退 を受け、2009年度の年次交渉で、鉄鉱石の契約価格を引き下げる可能性 がある。ブルームバーグ・ニュースがアナリスト8人を対象に実施した 調査の中央値では30%の値下げが見込まれている。

鉄鉱石価格は08年度まで6年連続で上昇していた。世界鉄鋼協会は 20日、世界の1月の鉄鋼生産が前年同月比24%減になったと発表した。 英調査会社スチール・ビジネス・ブリーフィングが集計したデータによ ると、建設や自動車業界で利用される熱延コイルの価格は、過去最高値 に達した昨年7月以降、53%下落している。

マッコーリー・グループ(ロンドン)の商品アナリスト、マックス・ レートン氏は25日のインタビューで「一歩離れて見ると、現状は全般的 に弱気であり、このような状況は少なくとも向こう半年間続く可能性が 高い」との見方を示した。

マッコーリーが集計したデータによると、鉄鉱石価格が30%引き下 げられれば、値下げ幅は少なくとも1981年以降で最大となる。08年度 は最大97%引き上げられた。

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