日産自:3月の国内減産台数を圧縮へ-在庫調整進展で工場稼働増やす

仏ルノーと資本・業務提携関係に ある日産自動車は3月の国内工場での減産台数を1-2月に比べ圧縮す る。小型車を生産する追浜工場(神奈川県)では今月9.5日間設定し た非稼働日を3月はゼロにするのをはじめ、他の組立工場でも生産量を 増やす。

日産自の広報・CSR部は26日、昨年9月から実施してきた減産 で在庫調整が進んだため「3月の国内生産は1-2月と比べると減産幅 を圧縮する」(米川満氏)ことを明らかにした。具体的な生産計画は言 えないとしている。

日産自は世界的な販売減少を受けて国内工場で1月に7万8000台、 2-3月の2カ月間で6万4000台それぞれ従来計画に対し減産するこ とを表明した。この結果、1月の国内生産台数は前年同月比59%減の 4万7477台と、1971年以降の全ての月を通じて最低台数を記録、減 少率も過去最大となった。

2月は追浜工場の9.5日間を始め、「スカイライン」など後輪駆 動の普通乗用車を生産する栃木工場(栃木県上三川町)で13日間、ス ポーツ型多目的車「ムラーノ」などを生産する九州工場(福岡県苅田 町)で11日間それぞれ非稼働日を設定。これにより同月の国内生産は 「前年に対し7割減になる見通し」(米川氏)という。日産自の昨年2 月の国内生産台数は14万699台だった。

一方、3月は追浜工場で非稼働日を設けないほか、栃木、九州の工 場では生産スピードを上げることなどにより、減産規模を圧縮する見通 しだ。日産自の減産規模圧縮は26日付の日本経済新聞朝刊が先に報じ た。

トヨタやマツダも減産緩和

国内生産に関してはマツダ広報部が25日、「2、3月の生産台数 は1月の実績と比較すると減産規模は緩和される」(田中豊太氏)こと を明らかにしたほか、トヨタ自動車も在庫調整の進展や新型車の立ち上 げなどを受け5月の生産が4月の水準を上回るとの見通しを示している。

日産自の株価は前日比9円(3.0%)高の309円(午前9時51分 現在)。

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