米財務長官:金融機関の国有化は誤った戦略、必要ない-PBS(2)

(インタビューの詳細と背景を付け加えます)

【記者:Robert Schmidt】

2月25日(ブルームバーグ):ガイトナー米財務長官は、深刻化する 米国の経済・金融情勢の苦境解決を図るため、米政府が経営難の金融機 関を国有化する必要はないとの見解を明らかにした。

財務長官は25日夜放送予定のPBSテレビとのインタビューで、金 融機関国有化について、「米国にとって誤った戦略であり、必要だとは 思わない」と語った。

財務省と連邦金融監督当局はこの日、19の主要金融機関を対象とす るストレステスト(健全化審査)の強化方針を公表。審査は4月末まで に完了し、経済情勢が一段と悪化した場合、各金融機関がさらにどの程 度の資本を必要とするかを特定する見通し。

ガイトナー財務長官は審査について、「米国の金融システムを覆っ ている不透明感というこの雲」を多少なりとも払拭(ふっしょく)する のに役立つと指摘。自らの金融機関救済戦略に対するウォール街の否定 的な反応については、内外におけるリセッション(景気後退)の深刻化 という背景の下で考える必要があると述べ、経済見通しの悪化が「市場 の至る所に見られる不透明感と全般的な信頼感の弱さの根本原因」との 見方を示した。

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