短期市場:翌日物は0.11%前後、レポ金利上昇で証券の需要おう盛か

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.11%前後の取引が見込まれる。高水準の準備預金残高を背景に 銀行の調達意欲は弱いが、レポ(現金担保付債券貸借)金利の上昇か ら証券会社の資金需要が根強い可能性はある。日本銀行の資金供給オ ペで落札金利が上昇しており、金融調節の動向も注目される。

25日の翌日物の加重平均金利は0.2ベーシスポイント(bp)上 昇の0.111%と、3日連続で強含んだ。朝方から0.10%に大手銀行の 調達が入り、0.10-0.11%で推移した。一部の証券会社の調達で

0.12%付近の出合いもあった。全体的な調達意欲は限られていた。

9兆円台の準備預金残高(除くゆうちょ銀)が続くなか、積みの 進ちょくかい離幅もプラス9%まで拡大し、銀行は調達を手控えやす い。一方、一部の証券会社では短期国債の在庫の積み上がりから資金 手当ての需要が指摘され、コール市場にも影響を与える可能性はある。

前日のレポ取引では、26日の受け渡し分が0.15%から0.17%ま で上昇し、月末27日分や月初3月2日分も0.19%前後で高止まりし ている。国庫短期証券(TB)3カ月物利回りが0.275%まで上昇し ているため、足元の資金調達コストにも上昇圧力がかかりやすい。

国債買い現先オペの最低落札金利は、翌日物が0.17%、1週間物 は0.16%と、1-4bp上昇。全店共通担保オペ(期日3月13日)の 最低金利も2bp上昇の0.17%となっており、3月4日に税揚げによる 資金不足日を控えて、ターム(期日)物に影響を与えそうだ。国債買 い現先オペと短国買い切りオペが増額されるか注目されている。

準備預金9.4兆円の見込み

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、当座 預金は7000億円増の13兆8000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は横ばいの9兆4000億円程度になる見込み。短資会社各社の予想 では、即日の金融調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)4兆2200億円と積み終了先 3兆900億円から推計した中立水準は7兆3000億円程度になる。

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